社章 『感謝合掌』
森羅万象すべてに、ありがとうという
感謝の念を持つと、自然に、
胸の前で手を組み合わせる、その形です。
また、人という字を表しています。
掛け替えの無い、大事な社員を鍛え育て、
人を活かす。
そうして、マークの上が、
八分のところで止まっているのは、
有頂天になるな、
慢心するなという戒め (健康も腹八分)。
そうして、一同力を合わせて、
発展しようという心の形です。
経営理念
『弥栄経営』
弥栄とは、少しずつ、細く長く、しなやかに強く、いつまでも、継続し、繁栄することです。
我社も、300年も、500年もと、永遠に続く伝統ある会社を作る。
『感謝幸福』
我々は、この世に生を受けた事を、先祖、両親に、心から感謝し、また、成長を育んでくれた、水、空気、食物等の、森羅万象に対し、感謝する事を忘れてはならない。また、事業経営の、真の目的は、大切な社員を、その家族とともに、末永く、幸福にすることである。
経営信条
- 変転する市場と顧客の要求を見極めて、これに合わせて我社をつくりかえる(対応する)
- 企業倫理を高め、品位・品性を重んじる、品格高き会社である。
- 事業から徳業 そして道業
事業が、人間性から滲み出た、徳の力の現れであれば、これを人は、徳業という。
また、その人の徳が、古に学び、歴史に通じ、いわゆる道に則っておれば、これを道業という。 - 惻隠の情
相手を思いやる心、哀れむ心がやがては仁(人生最高の徳)に到達する
「惻」とは人に同情しいつも心について離れてない様子で、「隠」とは相手の身に寄り添って深く心を痛めること。
方針を実行するための
基本姿勢
守・破・離 (修・破・離)
守・破・離とは、物事を学ぶときの、最も大切な基本姿勢である。武道、茶道、華道に限らず、仕事においても、先人達は、この三つの段階を経て、その道を究めてきた。我社はこれを“方針を実行するための基本姿勢”と定義する。
- “守”(修)とは、師匠の教えを、そっくりそのまま、忠実に守ることである。すべて、師匠の教え通りにやる。それ以外のやり方をしては、上達しない。なぜなら、師匠は、長い年月の間、修練を重ね、ひとつのものを築き上げているからである。もし、初心者でこれを疑い、批判する者がいたら、その人は、学ぶ姿勢がないということであり、絶対に、向上発展はあり得ない。 まず最初は、師匠が、どのような考え方、どのような態度、姿勢をもっているかを、そっくり学ぶ。 言われたことを守り切る。これが基本である。
- “破”とは、師匠の教えを、すべて自分のものにした上で、自分の新しい工夫と、努力を加えて、師匠の教えから、少しずつ成長してゆく段階である。
- “離”とは、自分の工夫と、努力によって、師匠の教えから脱皮し、更に修練を積み重ね、自らひとつの境地を、築き上げる段階である。
“離”が完成したら、もう一度高いレベルに進むために、再び”守”に戻る。この”守・破・離”という段階を、必ず踏むことが大切である。